3月22日/フレッチャー・ヘンダーソン楽団~サッチモ・ホーキンスらと歩んだ軌跡
第38回の放送では、デューク・エリントン楽団と並びビッグバンド・ジャズを確立したフレッチャー・ヘンダーソン楽団の演奏をお届けします。今では当たり前となったソロのバックをユニゾン・リフにしたり、ブラス・セクションとサックス・セクションを対比させたりする手法はバンドの中心メンバーだったドン・レッドマンのアイディアによるものです。ヘンダーソン楽団が大きく飛躍したのは1924年秋にルイ・アームストロングが参加してからでしょう。また、1923年から参加したコールマン・ホーキンスやバスター・ベイリー、ジョー・スミスのソロも聴きものです。